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当院の予防歯科の特徴

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PREVENTION当院の予防歯科の特徴

生涯ご自身の歯で美味しく食事をするために

あとむら歯科では皆様に、予防のための定期検診(メンテナンス)を受ける事を推奨しています。歯を失う原因の大部分が虫歯と歯周病です。日々の磨き残しが溜まり、お口の細菌が増えると虫歯や歯周病は再発してしまいます。頑張って治療して良くなった状態を長持ちさせる事が最も大切なのです。お口の健康を維持するためには、ご自身による正しい方法での歯磨き、そして定期的に歯科医院で専門的な歯石取り、クリーニングを受ける必要があります。お口の中には歯と歯の間、歯と歯ぐきの間にある溝の中(歯周ポケット)など、ご自身では汚れをきちんと除去することが非常に難しい部分があります。そのような部分に溜まった磨き残しを、定期的に歯科医院で隅々までキレイにする習慣を付けておけば、生涯ご自身の歯で美味しく食事をすることができます。

PMTCでお口の隅々までキレイにしましょう

PMTCでお口の隅々までキレイにしましょう

PMTCとは、「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略で、「歯科医師、歯科衛生士による専用器具を使用した専門的な歯のクリーニング」の事です。定期的なメンテナンスでは、まず磨き残しが溜まっている部分を実際にお見せして、その部分への歯磨きの方法を説明いたします。そして、歯の周りの細かい隙間に溜まった歯垢やヌメリを隅々まで除去し、最後にフッ素入りジェルで歯の表面をツルツルに仕上げます。毎日歯磨きをしていても、虫歯菌や歯周病菌は約90日で溜まってくると言われています。よって、3ヶ月以内に1度のペースでクリーニングを受けることが良いとされています。

予防歯科の大切さ

生涯ご自身の歯で美味しく食事をするために

日本人の80歳で残っている歯の本数は平均15本です(ヒトの歯は全部で28~32本です)。これまで日本では、予防歯科という概念があまり浸透しておらず、「歯医者さんは痛くなってから行く」というのが一般的な考え方でした。ところが、虫歯や歯周病を痛くなるまで放置しておくと、気付かないうちに進行していることが多く、それからでは治療が大変になり、治りも悪くなってしまいます。これに対して、歯科先進国のスウェーデンやアメリカでは、「歯医者さんは痛くならないために行く」というのが常識です。この予防意識が特に浸透しているスウェーデンでは、90%の人が痛い所がなくてもお口の定期メンテナンスを受けており、なんと80歳で平均25本も自分の歯が残っているのです。これは驚くべき数字です。日本でも予防意識が少しずつ高まってきていますが、まだまだ歯科先進国と比べると歯科への意識が低いので、これからも自分の歯でしっかり噛めるお口づくりを目指していく必要があります。

セルフケアとプロフェッショナルケアの両立

予防歯科の中心となるのは自宅でのセルフケア及び歯医者にて行うプロフェッショナルケアです。

自宅でのセルフケア

  • 歯ブラシで一本一本丁寧に鏡を見ながら磨く
  • デンタルフロスまたは歯間ブラシを使用して歯間部の汚れを掃除する
  • フッ素入りの歯磨き粉を使用する

「予防」の基本は毎日の歯みがきであるセルフケアですが、どれだけ丁寧に磨いても多少の磨き残しが出てしまうことがあります。 そこで徹底的にお口の中の汚れを除去できるのが、歯科医師や歯科衛生士らによるプロフェッショナルケアです。
定期的に専門家の歯のクリーニングを受けて、お口の汚れを除去すれば、細菌の温床となるバイオフィルム(強力に付着した多種の細菌の膜)や歯石を取り除くことができ、むし歯、歯周病を予防できます。

当院のプロフェッショナルケアの特長

当院では、エアフローを使用したGBTに準じたメインテナンスを行います。

GBT(Guided Biofilm Therapy)とは

従来の歯周病治療や歯面清掃とは異なる、新しい「歯周病治療・メインテナンス」のシステムです。バイオフィルムやステイン、歯石の除去などで、歯周病治療やメインテナンスを行います。

1

診査

診査

歯と歯肉の状態を確認し、むし歯や歯周病になっていないか確認します。

2

染出し

染出し

歯の染出しを行います。
バイオフィルムは、染め出して反応するので、それを目安に除去していきます。
バイオフィルムが除去されると、歯石が確認できます。

3

情報提供

情報提供

現状を踏まえ、患者さんに合ったオーダーメイドの予防方法をご提案いたします。

4

エアフロー

エアフロー

エアフローを使ってバイオフィルム、ステイン、早期歯石を除去していきます。

5

歯石除去

歯石除去

エアフローで取り切れなかった、残った歯石の除去を行います。

6

フッ素塗布

フッ素塗布

仕上げとしてフッ素を塗布します。
小児に対してはフッ素塗布のみならずフッ化物イオン導入も行っており、フッ素を深くまで浸透させさらなるむし歯予防が可能です。